第2回 羽村・福生・昭島3市合同町あるき

9月は羽村市観光協会さんと福生市観光案内所くるみるふっささんと連携した合同町あるきです。3市を流れる玉川上水をテーマに2日に分けて実施しました。応募多数のため抽選を行い、参加者15名の皆さまと歩きました。

【開催日】令和5年9月20日、27日(2日間)

9月20日 羽村~福生編

羽村駅に集合し、羽村観光案内所に立ち寄ってから玉川上水へ向かいます。前半の案内は羽村市観光ガイドの皆さんです。

途中の禅林寺で羽村の歴史や小説家中里介山のお墓があることを聞きます。
羽村取水堰のちかくにある玉川兄弟像。
少し先の第3水門。ここから小作浄水場や村山貯水池に送られるそうです。

玉川上水の景色を楽しみながら進むと福生の市営競技場が見えてきました。ここで福生市観光ガイドの方に案内を交代します。

はじめに福生市がどんなところか説明。合同町あるきではいろんな地域から参加していただいているので、まちの基本情報もお伝えしています。
フェンス越しに旧カーブする玉川上水を見えます。開削当時、川のルートを変更した名残だそうです。

その後は長徳寺、田村酒造(田村分水)、ヤマジュウ田村家に立ち寄り、福生のまちの歴史を聞きました。

ヤマジュウ田村家向かいの旧郵便局を確認する様子。今でも建物に面影が残ります。

12時15分頃、福生駅で解散しました。

9月27日 福生~昭島編

拝島駅に集合。福生市観光ガイドさんの案内で、玉川上水を上流に向かって日光橋から五丁橋まで歩きました。水くらいど公園では、名前の由来である「水喰らい土」の話を聞きました。

当初、この辺りの玉川上水は水が地中に吸い込まれてしまったそうです。
測量をやりなおし取水口を現在の羽村にして、ようやく上水を完成させたといわれています。

拝島駅近くに戻り、平和橋にてガイドを交代。あきしま町あるきナビゲーターが西武立川駅まで案内しました。

途中、エコパークで小休憩。戦前から戦後のころの昭島の歴史を紹介するナビゲーター
拝島上水橋すぐの上水公園
ここは玉川上水の暗きょ部分。なぜここだけ蓋がされているのか、理由を説明しています。

美堀橋を越え、西武立川駅で解散となりました。

いつもの町あるきでは伝えきれない玉川上水の魅力を感じる2日間となりました。みなさま、お疲れさまでした!

<おまけ>

日光橋公園でカワセミを発見!美しい色に参加者の皆さんも目を凝らして見ていました。