初めて前夜祭を開催。
2015年05月24日 「第七回あきしま郷土芸能まつり」のご報告
「第七回あきしま郷土芸能まつり」が無事開催されました!
昭島の郷土芸能の真髄を結集した「あきしま郷土芸能まつり」が5月23日(土)24日(日)の二日間にわたり無事開催されました。
このまつりは昭島観光まちづくり協会が実行委員の一員として企画運営に携わっており昭島市内各地で継承された屋台・山車・居囃子・神輿・獅子舞・和太鼓が一堂に集う伝統芸能の祭典です。
当日は心配だった天候にも恵まれ本年は前夜祭1万人、本祭3万2千人のお客様にご来場いただきました。
今年は初の試みである前夜祭がいちょう並木にて行われました。
夕闇に提灯が揺れる万燈神輿を神輿甚句と共に地元の担ぎ手が力を合わせて渡御したほか、中野七頭舞や居囃子、和太鼓も会場を盛り上げました。
いちょう並木には両日とも昭島市商工会加盟店による模擬店が並びました。
24日(日)の本祭では和太鼓や居囃子が響く中、屋台・山車の巡行と神輿の渡御が行われました。
特別参加には昭島とゆかりのある奥多摩町「鹿島踊」や昨年に引き続き岩手県岩泉町「中野七頭舞」が披露されました。
鹿島踊は国の重要無形文化財に指定されている奥多摩町旧小河内村に伝わる踊りです。
昭和13年、小河内ダムの建設計画により各地へと移住を余儀なくされ、当時昭島市にも多数の人が引っ越してきました。
屋台人形は拝島志茂町屋台人形の「須佐之男命」と、今年修復が完了した拝島加美町屋台人形「和唐内」が新たに加わり会場は大変盛り上がりました。
本年も共催の昭島市、後援団体、出演団体の他、多くの支援団体、企業にご協力いただきました。また山車・屋台が踏切を無事渡ることができたのも、JR東日本㈱様の全面協力のおかげです。
ご来場の皆様お一人お一人がまつりを盛り上げてくださいました。心より感謝申し上げます。