あきしま郷土芸能まつりとは

あきしま郷土芸能まつりは昭島市内で継承された伝統文化が一同に集まり披露される、年に一度の郷土芸能の祭典です。
屋台、山車の曳き回しや神輿の渡御、獅子舞に和太鼓、居囃子が会場を盛り上げます。特別出演には昭島市と友好都市である岩手県岩泉町に伝わる「中野七頭舞」など昭島にゆかりある郷土芸能も披露されました。

昭島の郷土芸能の特徴

そのむかし、この地域は多摩川と平行している水の豊かな河岸段丘の崖線に沿って集落がつくられ、社寺が整えられました。現存している神社仏閣では今も郷土芸能が受け継がれています。あきしま郷土芸能まつりはそれらの貴重な伝統文化をまとまった形で見ることができる貴重な機会となっています。

はじまり

平成20年に昭和飛行機工業株式会社が昭島市の発展や伝統芸能の継承を目的に開催した「あきしま昭和の森郷土芸能まつり」が始まりです。

この目的を受け継ぎ、平成24年の第四回目より主管部署を昭島観光まちづくり協会に移し、昭島の魅力発信と地域の一大イベントとして発展を目指し行政と共に開催を担うことになりました。近年では地元企業の協力や多くの市民が参加し作り上げる「市民祭」として毎年5月の風物詩となり、多くの人々が郷土に親しむ次世代への継承の場となっています。